(SCP)[https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP_Foundation]は大体3つから4つにカテゴライズすることができると思う。
- シュール系SCP - 意味不明さ/シュールさを狙って書かれた記事
- シンボル/アバター系SCP - 現実世界に存在する何らかの概念の象徴/デフォルメ/アバターとしてSCPを表現している
- ホラー/SF系SCP - 宇宙ヤバイなどの、驚異の超常的な存在に対する恐怖、もしくはホラー。
シュール系SCPの例
シンボル/アバター系SCPの例
http://ja.scp-wiki.net/scp-1838 特に前半部分において、あからさまに消費社会や資本主義に対する暗示がなされている。
http://ja.scp-wiki.net/scp-1788
ホラー/SF系SCPの例
総括
もちろんカテゴライズできないものや、中間/両方に存在するもの、読み方によっては別のカテゴリーに属するものなどはあるだろうが、個人的には、文体や構成などから、なんとなく各SCPから感じられる「雰囲気」というのは3つに大別できると感じている。例えば1に属する記事は、あまりそのSCPに関する背景などが語られず、ただ単にその性質についてのみ述べたものが多い。2に属する記事は、ある意味「不気味の谷」の谷部分というか、裏に何らかの概念に対するメタファーがあるおかげで少し話の構成が不自然に感じられることが多い。3に属する記事は、歴史的背景や発見の経緯などがしっかりまとめられていて、しっかりと一本の「ストーリー」になっているものが多い。そうなっていない、単純に恐怖を味あわせるようなものもあるが、それは別分類にした方がいいかも。
すなわち、1, 2, 3の順にだんだんと現実的になっていく。これらの区分けは「リアリティー」で分類したものになる。
特に「シンボル/アバター系SCP」は「寓話系SCP」ということもできる。寓話というのは現実世界に言及していそうであるにもかかわらず、話自体は現実離れしたものになっている。そこらへんが「不気味の谷」の谷部分、といったように、ちょっとした違和感が感じられる。「シンボル/アバター系SCP」も寓話と同周波数の違和感がある。