ついったーとか見ていると、本当に義務教育レベルの基礎的な歴史認識がめちゃくちゃな人が結構いる。そういう人たちがインフルエンサーとなり、note等でのインディペンデントなメディア活動を通じて、大衆を悪しき方向へ煽動しているのを見ると本当にやるせない気持ちになってくる。元々狂ったことを言っているという前提があるのならまだ良いのだが、タチの悪いことに彼らは自分たちがやっていることが"既存の枠組みを疑う"高尚な知的活動だと言い張り、いかにも人類の歴史や今後について評論してやったという装いをして、可哀な読者たちの知的欲求を満たしている。ただ彼らにたいして怒るのは間違いで、明らかに義務教育やその後の教育システムがおかしいのだろう。(前述の悪党どもはどうも文章を構成することに関してはかなり高いスキルを持っているため、大学を卒業している可能性は高い。尚更性質が悪いかな。) 義務教育と高校に関して言えば、日本の教科書には歴史的事実を淡々と単語帳的に述べるだけで、その「意味」を伝えようとする努力が足りていないのではないか。(ちゃんと読めば論争があるものはさておき、基本的なポイントは書かれているとは思うが…)