少しナショナリストになってみる。
日本人とは何か?日本人としてあるべき姿は?
これを考えたとき、「天皇」を尊ぶ必要性は果たしてあるのだろうか?
こういう「物語」を考えてみよう。我々日本人は、天皇と数千年にわたる文化戦争をし続けている。天皇(中央政府)が押しつける、多くは外国(古くは中国・韓国であり、現在はアメリカ)から輸入されたものを少し「加工」した文化と、それに対抗する民衆の草の根レベルの文化、この2つの絶妙な緊張関係に、日本という国は成り立っている。したがって日本人としての本義とは、天皇を廃絶することではないかもしれないが、この文化戦争において天皇と戦うことにある。天皇とは、映画の悪役のようなものであり、それがなければ確かに物語は成立しない、必要不可欠な歯車の一つかもしれないが、決して「善」なる存在ではない。