上皇后美智子の歌について

上皇后美智子の歌ってけっこうホラーだな…

感情が表現されたことがほとんどなく、ただ事実をそのまま表現したものが多い。よしんば感情が表現されていたとしても、安直でありきたりすぎるというか、テンプレート的・機械的というか、「楽しい」と書かれていてもなんか本当に楽しいと思っているのだろうか…?と訝ってしまう…小学生の夏休みにやらされる日記や読書感想文の表現に近いかもしれない…でも作詞の能力が低いとかそんな簡単な話じゃない、なにか空恐ろしいものを感じる…

和歌の世界のデコンストラクションを狙ったものならいいのだが、なんか皇族であることでメンタルをすり減らしているのではないかと訝ってしまう…奥底にある感情を表現していそうな、いい歌もあった(どの歌かはわすれた)のだが、それがまた結構病んでる感じで怖かった…(まあ和歌はもともと精神をすり減らしているつらい気持ちを表現するものだから、ある意味正統とも言えるかもしれない)

ちなみに最近は宮内庁のHPで和歌が更新されてないね…歌は微妙なものを表現できるから、表現行為を常にきつく縛られている人間の"last resort"としてけっこう良いとおもうんだけどなー深読みされるからアップしないようにしてるんだろうか