教科書検定 意味不明

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kentei/kekka.htm

教科書検定の「検定意見」が完全に意味不明である。例えば2019年5月の小学校道徳の教科書の"指摘"内容を見てみると・・・

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/14/1416453_12.pdf

ほぼ全ての教科書に「図書の内容全体」への指摘内容として「伝統と文化の尊重,国や郷土を愛する態度」や「節度,節制」が欠けていると指摘されている。具体的な部分を指摘せずに曖昧に全体に渡り修正すべし、としているわけだが、これではどこを直すべきかわからない。いったい文科省は何がしたいのか?何を直させたら良いかわからないから、とりあえずどこかしら指摘しておこう、ということなのか?

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道徳の教科書はまだいいにしても、地歴公民の採択基準はほんとうにひどい。「発達段階に適応しておらず、程度が高過ぎる。」「個別具体の事例に関する記述が多い。」などといった理由で指摘がされている。そもそも教科書というものは書いた人が専門とする詳しい説明をすることでその背景にある事柄に興味を持ってもらい、勉強を捗らせるのが目的だと思うのだが。こんなんじゃただの「まとめノート」になってしまう。読んでも何も面白くないや。ストーリーがあるから面白いのだろう。ストーリーが。

(例: http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/05/14/1356423_022.pdf, http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kentei/opinion/12-34.htm)

まあどうせ、地歴公民理科などに関していえば、学生は検定済の教科書よりも何十倍も面白い(強制で買わされる)資料集の方を読むだろうし、貧しい家庭には資料集についても自治体から補助金がでるということもあるから、(ここら辺は場所によって事情は違うかもだけど… )そもそも教科書"検定"というシステム自体もはや無意味なものであるのは言うまでもない事なので、どうでもいいんだけどね。