「働かざる者食うべからず」について

「働かざる者食うべからず」(則ち、換言すれば、「生産性」のない人間は生きている価値がないということ)などという忌まわしい言葉を一回でも口にした人間は、程度の差はあれど、植松聖と同罪である。文化的に、排除の枠組みが強化され、拡散され続けている、そしてそうした枠組みが日々凶悪犯を生み続けているということを忘れてはならない。

食べることに関する言説が、なぜか頻繁に弱者の排除を宣伝するという、不思議な現象がある。

追記:(高瀬隼子『おいしいごはんを食べられますように』を少し読んだが、この人たちマジでほんっっとにどうでもいいことで悩んでるんだな…。べつにそんなの人それぞれだし、小学生中学生高校生じゃないんだからそんなことで羨むなよ???ところが感想文投稿サイトとか見てると結構共感する意見が多く、なんというかちょっと怖いな、危険だなと思った。)